ジョコビッチが初戦でティランテに逆転負け「体調面でここ数年悩まされている問題」 [シンシナティ・オープン]

写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(ATP1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月13~23日/賞金総額941万5725ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がチアゴ アグスティン・ティランテ(アルゼンチン)に6-2 4-6 4-6で逆転負けを喫した。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ジョコビッチはこれがヤニク・シナー(イタリア)に4-6 4-6 4-6で敗れたウインブルドン準決勝以来の試合だった。

 2-2から4ゲームを連取して第1セットを先取したジョコビッチは蒸し暑いコンディションで第1セット中盤からフィジカル的に苦しい様子を見せ始め、続く2セットで一度ずつブレークに成功したティランテが2時間44分でキャリア最大の勝利をもぎ取った。

「本当にいいプレーができたと思う。ノバクのようなレジェンドと対戦するという緊張感にもうまく対処することができた」と25歳のティランテは試合後に語った。

「ブレークできないとプレッシャーが大きくなるから、今はホッとしている。ブレークポイントがたくさんあった(15回中2ポイント獲得)のに取れなかったのはあとでチームと一緒に考えるけど、自分を信じ続けることが重要だった」

 トップ10プレーヤーに対する5度目の挑戦で4勝目を挙げたティランテは次のラウンドで、第31シードのマッテオ・アルナルディ(イタリア)を6-4 4-6 6-4で破って勝ち上がった20歳のマルティン・ランダルーセ(スペイン)と対戦する。

 今シーズンのジョコビッチはオーストラリアン・オープンで準優勝を飾るなどグランドスラム大会で12勝3敗の戦績を残しているが、それ以外にプレーしたATPマスターズ1000シリーズ3大会では2勝3敗と苦戦を強いられている。

 試合後の記者会見で相手の健闘を称えたあと、ジョコビッチは「楽しい試合ではなかった。体調が悪かった。初めてじゃないしこれが最後でもないだろうけど、仕方のないことだ」と明かした。

「ここ数年に体調面で悩まされている問題だ。特に湿度が高くて暑いときに多くのトラブルが発生してしまう。湿度が高いのは予想していたけど、緊張など様々な要因が重なって悪化したんだと思う」

 この日プレーしたジョコビッチ以外のトップ10プレーヤーは第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第5シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、第7シードのフラビオ・コボッリ(イタリア)が揃って初戦を突破した。

 そのほかの試合では第9シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)、第12シードのラファエル・ホダル(スペイン)、第14シードのヤクブ・メンシク(チェコ)、第18シードのトミー・ポール(アメリカ)、第21シードのアルトゥール・フィス(フランス)、第22シードのアレハンドロ・タビロ(チリ)、第28シードのアレクサンダー・ブロックス(ベルギー)、第32シードのアーサー・フェリー(イギリス)、テレンス・アトマン(フランス)、アドルフォ ダニエル・バレホ(パラグアイ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)が3回戦に駒を進めた。

 アトマンが第26シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)を6-3 7-6(4)で振りきり、バレホが第15シードのヴァランタン・バシュロ(モナコ)を6-3 6-3で退け、ヒジカタは第19シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)を6-4 6-2で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

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写真◎Getty Images

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