20回目のUSオープンで初の初戦敗退を喫した39歳ジョコビッチが体調面の問題を告白「今年はほぼ毎試合でこの状態が続いている」

写真は20回目の出場で初の初戦敗退を喫したノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)に6-7(5) 7-5 6-4 2-6 1-6で敗れる番狂わせが起きた。

 マーガレット・コート(オーストラリア)に並ぶシングルス最多記録となる24回の四大大会制覇を果たしている39歳のジョコビッチがグランドスラム大会で初戦敗退(シングルス)を喫したのは2005年と06年のオーストラリアン・オープン以来で、20回目の出場で4度(2011年、15年、18年、23年)タイトルを獲得した実績を持つ全米では初となる。

 ウインブルドン準決勝でヤニク・シナー(イタリア)に4-6 4-6 4-6で敗れたジョコビッチは前哨戦のシンシナティでも初戦でチアゴ アグスティン・ティランテ(アルゼンチン)に6-2 4-6 4-6で逆転負けを喫しており、夏の北米ハードコートシーズンは未勝利に終わった。

 ジョコビッチは競り合いながらもセットカウント2-1とリードしたが、最後の2セットで圧倒したナボーネが4時間36分でツアーレベルの戦績が12勝29敗だった同サーフェスにおけるキャリア最大の勝利をもぎ取った。

 随所でフィジカル的に苦しんでいる様子を見せていたジョコビッチは試合を通して70本のアンフォーストエラーを犯し、数回に渡って嘔吐するなど試合が長引くにつれて動きが悪くなっていた。

「コートで僕が酷い状態だったのは明らかだったと思う。残念ながら、今年はほぼ毎試合でこの状態が続いている」とジョコビッチは試合後に明かした。

「吐き気がして嘔吐してしまうし、深刻な問題だ。それからケイレンや痛みに襲われ、全身が崩壊し始める。最後は背中と肩が限界を迎え、試合を締めくくることができなかった」

「第4セットで先にブレーク(2-1)したけど、第4ゲーム以降はずっと苦しみ続けた。彼(ナボーネ)の勝利に水を差したくない。彼に拍手を送るよ。彼はいい奴だし、ファイターだ。僕自身はプレーを楽しめる状態ではなかったけどね」

 金星を挙げたナボーネは次のラウンドで、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と2016年大会覇者でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したスタン・ワウリンカ(スイス)の勝者と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles