今季グランドスラム無冠の2024年&25年大会覇者サバレンカがラストチャンスのUSオープンで4年連続決勝進出「どうしても勝ちたかった」

写真は4年連続となる決勝進出を決めたアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を7-5 6-2で退け、大会3連覇と今季初の四大大会制覇に王手をかけた。

 ハートコートのグランドスラム8大会連続で決勝に進出(過去優勝4回)したのはサバレンカがオープン化以降初めてで、シュテフィ・グラフ(ドイツ)&マルチナ・ヒンギス(スイス)&ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の記録を追い抜いた。

 第9ゲームで直面した唯一のブレークポイントをセーブしたサバレンカは6-5から初のブレークに成功して第1セットを先取し、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間20分で勝利を決めた。

「こんなテニスができて本当にうれしい。どうしても勝ちたかった。喉から手が出るくらい欲しかったの」とサバレンカは試合後のオンコートインタビューで語った。

「皆さんがジェシカを応援するのはわかっていたけど、私のこともリスペクトしてくれて本当に感謝している。だからこのアーサー・アッシュ・スタジアムでプレーするのが大好きよ」

 ふたりはこれが14回目の対決だったが、6月のベルリン準決勝(ペグラが6-4 6-7(4) 6-0で勝利)で敗れていたサバレンカが10勝目を挙げた。全米では2024年決勝と昨年の準決勝で顔を合わせ、いずれもサバレンカ(2024年:7-5 7-5、25年:4-6 6-3 6-4)が勝っていた。

 3月に『サンシャイン・ダブル(インディアンウェルズとマイアミのWTA1000シリーズ連続優勝)』を達成したサバレンカは今季前半のハードコートで23勝1敗と圧倒的な戦績を残したが、8月にプレーしたWTA1000シリーズ2大会では4勝2敗と勢いに陰りが見えている。

 試合後の記者会見でシーズン中盤の苦しい時期を乗り越えて決勝に進出した心境を聞かれ、サバレンカは「ジェス(ペグラ)には前回グラスコートで負けたし、シーズン中盤はあまり調子がよくなかった」と答えた。

「だからグランドスラム大会に関してはこれが今季最後の踏ん張りどころだと感じている。何が何でも決勝にいきたかったし、もちろん最後まで勝ち抜きたい。メンタル的に準備はできている。勝つために何でもする覚悟はできているわ」

 次に勝っても負けても世界ランク1位の座を失うことが決まっている前年覇者のサバレンカは4年連続となる決勝で、2023年に優勝した実績を持つ第4シードのココ・ガウフ(アメリカ)を3-6 6-4 6-4で破って勝ち上がった第2シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。

 ふたりは過去17戦してサバレンカが10勝7敗とリードしているが、1月に実現した全豪決勝での対決ではルバキナが6-4 4-6 6-4で勝っている。

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写真◎Getty Images

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