6年前の決勝で惜敗したズベレフが地元アメリカのシェルトンを4セットで退け大会初優勝、今季グランドスラム2冠に輝く [USオープン]

写真は6年ぶりの決勝で大会初優勝を飾ったアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第8シードのベン・シェルトン(アメリカ)を6-3 7-6(2) 5-7 6-2で退け栄冠に輝いた。

 一度もブレークポイントに直面することなく最初の2セットを連取したズベレフは第3セット5-6から唯一のサービスダウンを喫したが、第4セット第1ゲームと4-2から相手のサービスゲームを破って3時間33分で勝利を決めた。

 グランドスラム大会でプレーするのが43回目となるズベレフが決勝の舞台でプレーしたのは6度目だったが、6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来となる2勝目を挙げた。

 同大会に4年連続12回目の出場となる29歳のズベレフは無観客で開催された2020年にも決勝に進出したが、前回はあと2ポイントに迫りながらもドミニク・ティーム(オーストリア)に6-2 6-4 4-6 3-6 6-7(6)で惜敗していた。

 昨年の大会に第3シードで臨んだズベレフは2試合を勝ち抜いたが、3回戦でフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に6-4 6-7(7) 4-6 4-6で敗れていた。

 ロラン・ギャロスで悲願のグランドスラム制覇を果たしたズベレフはウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)でも決勝まで勝ち進んだが、ハードコートの前哨戦2大会ではトロント(ATP1000)で初戦敗退を喫するなど2勝2敗と結果を残せていなかった。

 ふたりは6度目の対決で初めてグランドスラム大会でプレーしたが、シェルトンは6連敗を喫した。屋外ハードコートでは2024年と25年にシンシナティ(ATP1000)の準々決勝で顔を合わせ、いずれもズベレフ(2024年:3-6 7-6(3) 7-5、26年:6-2 6-2)が勝っていた。

 グランドスラム大会に初めてトップシードとして臨んだズベレフは5セットにもつれた最初の2試合で9時間半近く戦ったが、続く4試合では1セットも落とさず6年ぶりの決勝進出を決めていた。

 ATPマスターズ1000大会のモントリオールで2連覇を達成するなどハードコートの前哨戦3大会で8勝2敗の戦績を残した23歳のシェルトンは、過去2度(2023年全米&25年全豪)敗れていたグランドスラム準決勝を初めて突破して最終日を迎えていた。

 四大大会の同種目でアメリカ人選手が栄冠に輝いたのは、今のところ2003年に全米を制したアンディ・ロディック(アメリカ)が最後となっている。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles