ケガから復帰のムーテが移転前のマルセイユで2連覇中だったアンベールに逆転勝利「ハートでプレーした」 [ATPリヨン]

写真はコランタン・ムーテ(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「オーヴェルニュ ローヌ アルプ・グランプリ」(ATP250/フランス・リヨン/10月19~25日/賞金総額75万7320ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第7シードのユーゴ・アンベール(フランス)が同胞のコランタン・ムーテ(フランス)に2-6 7-6(5) 6-7(4)で逆転負けを喫した。

 前年まで2月にマルセイユで開催されていた同大会は今年からリヨンに移転することになったが、2連覇中だったアンベールの連勝は「8」でストップした。

 2-1から5ゲームを連取されて第1セットを落としたアンベールはすべてサービスキープで進んだ第2セットをタイブレークの末に取り返したが、第3セット2-0と3-1からサービスダウンを喫したムーテがふたたびもつれ込んだタイブレークで迎えた2度目のマッチポイントをものにして3時間21分で競り勝った。

 9月のUSオープン1回戦で手首を痛めて途中棄権を強いられていた27歳のムーテはしばらくツアーを離れており、この試合が復帰戦だった。

 最終セットでケイレンに苦しんだムーテは手首の治療のためメディカルタイムアウトを取ったが、最後まで戦い抜いた末に勝利をもぎ取った。

「僕はただハートでプレーしただけだ。持てる力を出しきろうとしたんだ」とムーテは試合後に語った。

「試合が本当に恋しかったから、99%ではなく200%の力を出し尽くしたかった。今日はコートに立てて本当にうれしかったよ」

 シードダウンを演じたムーテは次のラウンドで、20歳以下のランキング上位選手への特別枠で出場したチャンスを生かしてジャイム・ファリア(ポルトガル)を6-2 4-6 6-3で破ってツアーレベルの初勝利を挙げたフェリックス・バルショー(フランス)と対戦する。

 この日プレーしたアンベール以外のシード勢は第5シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)がハマド・メジェドビッチ(セルビア)を7-6(4) 6-7(4) 6-2で退け初戦を突破したが、第8シードのアーサー・フェリー(イギリス)は予選勝者のボルナ・ゴヨ(クロアチア)に3-6 6-7(2)で敗れた。

 そのほかの試合ではルカ・バン アッシュ(フランス)、ダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)、予選勝者のキリアン・ジャケ(フランス)、バンジャマン・ボンジ(フランス)、予選勝者のピエール ユーグ・エルベール(フランス)が2回戦に駒を進めた。

 前日に行われたシングルス1回戦ではバルショー以外にも第2シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)がマッテオ・アルナルディ(イタリア)との同胞対決を6-1 6-4で制し、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した17歳のモイーズ・クアメ(フランス)はロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を7-6(2) 6-4で倒していた。

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写真◎Getty Images

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