アンベールがフランス人選手として初の2連覇を達成「過去最高のタイトルかもしれない」 [ATPマルセイユ]

写真は2連覇を達成したユーゴ・アンベール(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「オープン13プロバンス」(ATP250/フランス・マルセイユ/2月10~16日/賞金総額76万7545ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのユーゴ・アンベール(フランス)がハマド・メジェドビッチ(セルビア)を7-6(4) 6-4で倒して2連覇を達成した。

 26歳のアンベールがATPツアーでタイトルを獲得したのは、昨年3月のドバイ以来でキャリア7度目(準優勝2回)となる。同大会でシングルスのフランス人チャンピオンは7人いるが、2年連続で制したのはアンベールが初となる。

 5-4からブレークバックを許したアンベールは第12ゲームでセットポイントを凌いだ末にキープして持ち込んだタイブレークを制して第1セットを先取し、第2セット4-4から最後の8ポイントを連取して1時間40分で勝利を決めた。

「彼(メジェドビッチ)が本当にいいプレーをしていたから簡単じゃなかったけど、タイトルを防衛することができて凄くうれしい。とても誇りに思う。大会の序盤は少しストレスを感じていたし、過去最高のタイトルかもしれない」とアンベールは試合後のオンコートインタビューで語った。

「母国フランスで開催される大会だから、僕にとって大きな意味がある。マルセイユに戻ってくるのはうれしい。ここでプレーするのが大好きだ。ファンの皆さんは素晴らしく、4試合を勝ち抜くためのエネルギーをくれたから感謝している」

 2023年Next Gen ATPファイナルズのチャンピオンで21歳のメジェドビッチはデニス・シャポバロフ(カナダ)に4-6 4-6で敗れた昨年11月のベオグラード以来のツアー決勝だったが、戦績は0勝2敗となった。

 先に行われたダブルス決勝では、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したバンジャマン・ボンジ/ピエール ユーグ・エルベール(ともにフランス)が第2シードのサンダー・ジレ(ベルギー)/ヤン・ジエリンスキ(ポーランド)を6-3 6-4で下して地元優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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