母となり昨年復帰したティーグがブシャールを倒してツアー初優勝 [イスタンブール選手権]

WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・イスタンブール・テニス選手権」(WTAインターナショナル/トルコ・イスタンブール/9月8~13日/賞金総額22万5500ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で、パトリシア マリア・ティーグ(ルーマニア)が予選勝者のユージェニー・ブシャール(カナダ)に2-6 6-1 7-6(4)で競り勝ち、WTAツアー初優勝を果たした。試合時間は2時間29分。

 26歳のティーグは過去に単複それぞれ2度ずつツアー決勝に進出したが、いずれも準優勝に終わっていた。

 故障と出産で1年半あまり選手活動を停止していたティーグは一時ランキングを失い、復帰後初のツアー大会だった昨年7月のブカレスト(WTAインターナショナル/クレーコート)で予選から決勝に進出して再浮上のきっかけをつかんだ。

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 両者は今回が初対戦。2014年にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で準優勝するなど世界ランク自己最高5位をマークした26歳のブシャールは、2016年3月のクアラルンプール(WTAインターナショナル/ハードコート)以来の決勝でツアー2勝目を目指していた。

 今大会でのティーグは、1回戦で予選勝者のオルガ・ダニロビッチ(セルビア)を6-3 7-5で、2回戦で第8シードの土居美咲(ミキハウス)を6-2 6-0で、準々決勝で第2シードのレベッカ・ピーターソン(スウェーデン)を6-3 6-1で、準決勝では予選勝者のテレザ・マルティンコバ(チェコ)を6-3 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 ダブルス決勝も行われ、第1シードのアレクサ・グラーチ(チリ)/デザレー・クラブチェク(アメリカ)が第2シードのエレン・ペレス/ストーム・サンダース(ともにオーストラリア)とのトップ2シード対決を6-1 6-3で制した。(テニスマガジン)

※写真は2017年のマイアミの大会でのパトリシア マリア・ティーグ(ルーマニア)(Getty Images)

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