キリオスは優勝について“新しい道”のおかげと説明

 ワシントンDCで過ごした期間中、彼は以前と比べどんな部分を変えたのかについて具体的な例は挙げなかった。

 しかしながらこれは、結果的に敗れたラファエル・ナダル(スペイン)に対する試合の前夜を含め、先月のウインブルドン期間中に地元のパブに出向くことについてジョークを言っていた男なのだ。

「僕にはかつて多くの不健康な習慣があった。そしてそれがコート上でも現れ始めた……健康的ではなかった。だから僕は、多くのことを変える必要があったんだよ」

 日曜日の夜、21時少し前の記者会見で、優勝をどのように祝うのか尋ねられたキリオスは、「すごく遅くなったから、おそらくお祝いはしない。ホテルに戻り、月曜日に次の大会のあるトロントに飛ぶ準備をするだろう」と答えた。

「過去6ヵ月に僕が行った場所のいくつかを振り返り、自分がどれほど事を好転させたかを考えてみると、本当に途方もない」とキリオスは言った。

「僕はコート内外で本当にハードワークを積み、人間としてもテニス選手としても、よりよくなろうと努めてきたんだ」

 彼は世界ランク52位の選手としてシティ・オープンにやってきたが、この優勝のおかげで月曜日に発表されたATPランキングで27位に浮上し、約1年ぶりにトップ30に返り咲いた。

 かつて13位にまで上ったことがあり、ランキングなんてどうでもいいと言い張っていた男にとってはトップ30などそう大きなことに響かないかもしれない。しかし3週間のうちに今年最後のグランドスラム大会が始まる中、27位ということは32人のシードの一角になるということを意味する。つまり3回戦より前に、ほかのシード選手との対戦を避けられることになる訳だ。

 またUSオープンの1週目に、ナダル、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する確率がかなり減ることになる。

 とはいえ、彼はその手の対戦に恐れをなすタイプではない。彼はビッグ3の皆に勝ったことがあり、当たり日には頻繁に誰をも倒すことができるとわかっていると言っている。

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