18歳の内藤祐希が元ジュニア世界2位のワン・シンユーを倒してプロ初優勝 [W25ノンタブリー]
ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「ITFプロサーキット4 Presented by SAT」(ITFワールドテニスツアーW25/タイ・ノンタブリー/7月29日~8月4日/賞金総額2.5万ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、第8シードの内藤祐希(TEAM YONEZAWA)が第1シードのワン・シンユー(中国)を2-6 7-6(4) 6-3で振りきり、プロ転向直後の大会で優勝を果たした。試合時間は1時間57分。
18歳の内藤がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、3週間のトリノ(W25/クレーコート)に続いてキャリア4度目となる。2.5万ドル大会では2勝目で、決勝での戦績は4勝4敗となった。
同じ2001年生まれのふたりは、今回が初対戦。17歳のワンはジュニア世界ランク最高2位をマークし、2017年には世界スーパージュニア(ITFグレードA/大阪・ITC靱テニスセンター/ハードコート)を制した実績を持っている。
今大会での内藤は、1回戦でホー チン・ウー(香港)を6-0 6-3で、2回戦で予選勝者のパトチャリン・チプチャンデジ(タイ)を2-6 6-4 6-4で、準々決勝でゴザル・アインディノバ(カザフスタン)を6-3 7-5で、準決勝では予選勝者のマナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)を6-3 6-4で破って決勝進出を決めていた。
ダブルスではウー・メイシュー(中国)とのペアで出場した瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)が第4シードから決勝に勝ち上がったが、第1シードのエウディス・チョン(香港)/アルディラ・ストジアディ(インドネシア)に2-6 1-6で敗れて準優勝となった。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー、IRはITFランキング上位、Ret.は途中棄権
上位の試合結果
シングルス決勝
○17内藤祐希(TEAM YONEZAWA)[8] 2-6 7-6(4) 6-3 ●1ワン・シンユー(中国)[1]
シングルス準決勝
○1ワン・シンユー(中国)[1] 2-6 6-1 4-0 Ret. ●16サビーナ・シャリポワ(ウズベキスタン)[6]
○17内藤祐希(TEAM YONEZAWA)[8] 6-3 6-4 ●26マナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)[Q]
シングルス準々決勝
○1ワン・シンユー(中国)[1] 7-5 6-2 ●8ピアンタン・プリプーチ(タイ)[5]
○16サビーナ・シャリポワ(ウズベキスタン)[6] 6-2 6-0 ●11小関みちか(フリー)[LL]
○17内藤祐希(TEAM YONEZAWA)[8] 6-3 7-5 ●22ゴザル・アインディノバ(カザフスタン)[IR]
○26マナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)[Q] 6-1 6-4 ●30ラトゥーヤ・ボーセール(インド)
ダブルス決勝
○1エウディス・チョン/アルディラ・ストジアディ(香港/インドネシア)[1] 6-2 6-1 ●12瀬間詠里花/ウー・メイシュー(橋本総業ホールディングス/中国)[4]
ダブルス準決勝
○1エウディス・チョン/アルディラ・ストジアディ(香港/インドネシア)[1] 6-7(5) 6-3 [10-4] ●7チェン・ジアフイ/梶谷桜舞(中国/ロブテニスアカデミー)
○12瀬間詠里花/ウー・メイシュー(橋本総業ホールディングス/中国)[4] 6-2 6-3 ●16鮎川真奈/ラトゥーヤ・ボーセール(エームサービス/インド)[2]
※写真は昨年の全日本選手権での内藤祐希(TEAM YONEZAWA)
撮影◎江見洋子 / YOKO EMI
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