4度目の優勝を目指すイズナーが準決勝に進出 [名誉の殿堂オープン]

ATPツアー公式戦の「名誉の殿堂オープン」(ATP250/アメリカ・ロードアイランド州ニューポート/7月15~21日/賞金総額65万2245ドル/グラスコート)のシングルス準々決勝が行われ、ベスト4が出揃った。

 準々決勝の試合はもともと木曜日に予定されていたが、雨天により金曜日に持ちこされていた。

 木曜日に試合を始めた唯一のシングルス準々決勝だったマルセル・グラノイェルス(スペイン)とミーシャ・ズベレフ(ドイツ)の試合は、 グラノイェルスが第1セットを取ったあとに雨により中断して延期に。金曜日に再開されたが、結局ズベレフはその後1ゲームも取れずに3-6 0-6で敗れた。

 勝ったグラノイェルスは次のラウンドで、第7シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。ブブリクはこの日、テニス・サングレン(アメリカ)に0-6 6-3 6-0で逆転勝ちした。

 第1シードのジョン・イズナー(アメリカ)はマシュー・エブデン(オーストラリア)に4-6 6-3 6-4で競り勝ち、同じく準決勝に駒を進めた。イズナーの次の相手は、ウインブルドンでの4回戦進出で世界ランクを18段登って48位として同大会に臨んだ21歳のユーゴ・アンベール(フランス)だ。第4シードのアンベールはこの日、イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)を7-5 3-6 6-2で倒して4強入りを決めた。

 故障明けだったこともあってウインブルドンで早期敗退していたイズナーは、ここニューポートで4度目の優勝を狙っている。

 試合後にイズナーは、「ここ2試合で約4時間プレーしたが、僕はコート上での時間を必要としている。だからこそ僕はここに来た」と話し、「ユーゴ(アンベール)はサービスが非常によく、今の彼は自信を胸にプレーしている。明日、何をしなければならないかはわかっている」と言い添えた。(テニスマガジン)

※写真はウインブルドンでのジョン・イズナー(アメリカ)
LONDON, ENGLAND - JULY 02: John Isner of The United States plays a backhand in his Men's Singles first round match against Casper Ruud of Norway during Day two of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 02, 2019 in London, England. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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