ウインブルドン・ジュニアで日本人チャンピオン、16歳望月慎太郎が世界1位へ

「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1~14日/グラスコート)のジュニア男子シングルス決勝で16歳(2003年生まれ)の望月慎太郎(日本)がカルロス・ヒメノ バレロ(スペイン)を6-3 6-2で下し、グランドスラム大会の同種目で優勝した初の日本人プレーヤーとなった。

 望月はサーブ&ボレーのプレースタイルを効果的に使い、ネットに出た23ポイントのうち17ポイントを獲得した。

「ネットに出ていくのが好きなんです。僕の得意なプレーのひとつです」と望月はコメントした。

 第1セットの最後の3ゲームを取った望月は、その勢いに乗って第2セットで先にブレークを果たすと3-1とリードを奪った。彼は第2セットでもブレークを果たし、4本目のマッチポイントをものにした。

 現在アメリカ・フロリダ州のIMGアカデミーを拠点とする望月は、在籍して3年半となる。

 彼はこの月曜日に発表される最新のジュニア世界ランクで9位から大きくジャンプアップし、世界1位となる見込みだ。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はウインブルドンジュニアを制した望月慎太郎(日本)
LONDON, ENGLAND - JULY 14: Shintaro Mochizuki of Japan lifts the trophy following victory in his Boy's Singles final match against Carlos Gimeno Valero of Spain during Day thirteen of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 14, 2019 in London, England. (Photo by Shaun Botterill/Getty Images)

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