2019-07-14

記録

望月慎太郎がグランドスラム・ジュニアで日本人男子初のシングルス王者に [ウインブルドン]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)のジュニア男子シングルス決勝で、第8シードの望月慎太郎(日本)がカルロス・ヒメノ バレロ(スペイン)を6-3 6-2で下し、優勝を果たした。試合時間は1時間1分。

 男子の日本人選手がグランドスラム・ジュニアのシングルスでタイトルを獲得したのは、史上初の快挙となる。

 グランドスラム・ジュニアに2大会連続出場となった望月は、初挑戦だった6月の全仏ジュニアで4強入り。グラスコートの前哨戦では6月末のノッティンガム(ITFグレード1)でタイトルを獲得し、今大会を迎えていた。

 今大会での望月は、1回戦でヴァランタン・ロワイエ(フランス)を3-6 6-3 8-6で、2回戦で予選勝者のロマン アンドレス・ブルチャガ(アルゼンチン)を7-5 7-6(3)で、3回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のアーサー・フェリー(イギリス)を6-3 6-3で下し、準々決勝でアントン・マトゥセビッチ(イギリス)を6-3 6-3で、準決勝では第4シードのマーティン・ダム(アメリカ)を6-1 0-6 10-8で破って決勝進出を決めていた。

 望月はホルガー ビトゥス ノズスコフ・ルーン(デンマーク)とのコンビでダブルスに第2シードとして出場していたが、準々決勝で第7シードのリアム・ドラクル(カナダ)/ゴビンド・ナンダ(アメリカ)に3-6 5-7で敗れていた。

ジュニア男子シングルス決勝

○16望月慎太郎(日本)[8] 6-3 6-2 ●47カルロス・ヒメノ バレロ(スペイン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

グランドスラム・ジュニアで日本人選手として史上初となる男子シングルスのタイトルを獲得した望月慎太郎(日本)
LONDON, ENGLAND - JULY 14: Shintaro Mochizuki of Japan celebrates with the trophy following victory in his Boy's Singles final match against Carlos Gimeno Valero of Spain during Day thirteen of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 14, 2019 in London, England. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)

※トップ写真は優勝を決めた瞬間の望月慎太郎(日本)
LONDON, ENGLAND - JULY 14: Shintaro Mochizuki of Japan celebrates match point in his Boys' Singles Final match against Carlos Gimeno Valero of Spain during Day thirteen of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 14, 2019 in London, England. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles