2度のタイブレークを制したジョコビッチが大会連覇に王手 [ウインブルドン]
今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス決勝で、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)が対戦。ジョコビッチがセットカウント1-1で迎えた第3セットをタイブレークで制し、7-6(5) 1-6 7-6(4)で大会連覇に王手をかけた。
両者の過去の対戦成績は、25勝22敗でジョコビッチがリード。ウインブルドン決勝では過去2度の対戦があり、2014年は6-7(7) 6-4 7-6(4) 5-7 6-4で、2015年には7-6(1) 6-7(10) 6-4 6-3で、いずれもジョコビッチが勝っている。
ウインブルドンに15年連続出場となる32歳のジョコビッチは、これまでに4度(2011年、14年~15年、18年)タイトルを獲得。昨年の決勝ではケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6-2 6-2 7-6(3)で倒し、グランドスラムで13度目の栄冠に輝いた。
大会最多記録となる8度の優勝(2003年~07年、09年、12年、17年)を誇る37歳のフェデラーは、グランドスラムで自身が持つ記録更新となる21回目のタイトル獲得を目指している。グラスコートの前哨戦ではハレ(ATP500)で10度目のタイトルを獲得し、今大会を迎えている。
※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
LONDON, ENGLAND - JULY 14: Novak Djokovic of Serbia plays a backhand in his Men's Singles final against Roger Federer of Switzerland during Day thirteen of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 14, 2019 in London, England. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)
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