ハレプがウインブルドンで2度目のグランドスラム制覇、セレナは決勝で3連敗

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス決勝で、第7シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が第11シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 6-2で下し、初優勝を果たした。試合時間は56分。

 グランドスラムでハレプがタイトルを獲得したのは、昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来でキャリア2度目となる。

 ウインブルドンに9年連続出場となった27歳のハレプは、2014年のベスト4がこれまでの最高成績だった。世界ナンバーワンとして臨んだ昨年は、3回戦でシェイ・スーウェイ(台湾)に6-3 4-6 5-7で敗れていた。

 この結果でハレプは、セレナとの対戦成績を2勝9敗とした。今シーズンは1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の4回戦で対戦し、セレナが6-1 4-6 6-4で勝っていた。

 ふたりの初対戦は2011年ウインブルドンの2回戦で、そのときはセレナが3-6 6-2 6-1で勝利をおさめていた。

 今大会でのハレプは、1回戦でアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を6-4 7-5で、2回戦でミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)を6-3 4-6 6-2で、3回戦で元世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を6-3 6-1で、4回戦で予選から勝ち上がった15歳のコリ・ガウフ(アメリカ)を6-3 6-3で、準々決勝でジャン・シューアイ(中国)を7-6(4) 6-1で、準決勝では第8シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-1 6-3で破って決勝の舞台に勝ち進んでいた。

 グランドスラム決勝で3連敗となったセレナは、史上最多記録を持つマーガレット・コート(オーストラリア)に並ぶ24回目のグランドスラム制覇を目指していた。

※写真はシモナ・ハレプ(ルーマニア)
LONDON, ENGLAND - JULY 13: Simona Halep of Romania celebrates match point in her Ladies' Singles final against Serena Williams of The United States during Day twelve of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 13, 2019 in London, England. (Photo by Shaun Botterill/Getty Images)

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