車いすの部がスタート、トップシードの国枝慎吾が地元イギリスのリードに快勝で初戦突破 [ウインブルドン]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の大会10日目は車いすの部が始まり、男子シングルス1回戦で第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)がゴードン・リード(イギリス)を6-1 6-1で破って初戦を突破した。試合時間は55分。

 ウインブルドンに3年連続11回目の出場となる国枝は、過去にダブルスで3度(2006年、13年~14年)タイトルを獲得。昨年は1回戦で、グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)に4-6 6-3 5-7で敗れていた。

 この結果で国枝は、リードとの対戦成績を23勝8敗とした。両者は6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の準決勝で対戦しており、リードが2-6 7-6(2) 6-2で勝っていた。

 国枝は準決勝で、ステファン・オルソン(スウェーデン)と対戦する。オルソンは1回戦で、ヨアキム・ジェラード(ベルギー)を2-6 6-4 6-3で下しての勝ち上がり。

 フェルナンデスとのペアでダブルスにも出場している国枝は、初戦で第2シードのジェラード(ベルギー)/オルソンと対戦する予定となっている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、オルソンとディーダ・デ グロート(オランダ)がシングルスでタイトル防衛に成功。ダブルスではアルフィー・ヒュウェット(イギリス)/リードが3連覇、上地結衣(三井住友銀行)はデ グロートと組んで5連覇を達成した。

※写真は国枝慎吾(ユニクロ)
撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA

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