錦織の準々決勝がスタート、芝の王者フェデラーから第1セットを先取 [ウインブルドン]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第8シードの錦織圭(日清食品)が第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦し、第1セットは錦織が6-4で先取した。

 両者の過去の対戦成績は、7勝3敗でフェデラーがリード。グラスコートでは2014年6月にハレ(ATP500)の準決勝で対戦し、フェデラーが6-3 7-6(4)で勝っている。グランドスラムでの対戦は、錦織が7-6(4) 4-6 1-6 6-4 3-6で敗れた2017年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の4回戦に続いて2度目となる。

 ウインブルドンに10年連続11回目の出場となる29歳の錦織は、昨年の大会で自己最高となるベスト8をマーク。準々決勝では、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-6 6-3 2-6 2-6で敗れていた。

 今大会での錦織は、1回戦で予選勝者のチアゴ・モンテーロ(ブラジル)を6-4 7-6(3) 6-4で、2回戦でキャメロン・ノリー(イギリス)を6-4 6-4 6-0で、3回戦でスティーブ・ジョンソン(アメリカ)を6-4 6-3 6-2で、4回戦ではミカエル・ククシュキン(カザフスタン)を6-3 3-6 6-3 6-4で破って8強入りを決めていた。

 今シーズンの錦織は、開幕戦のブリスベン(ATP250/ハードコート)で約3年ぶりにタイトルを獲得してツアー決勝での連敗を「9」でストップし、グランドスラムでは昨年のウインブルドンから5大会連続で準々決勝まで勝ち進んだ。

※写真は錦織圭(日清食品)
LONDON, ENGLAND - JULY 10: Kei Nishikori of Japan celebrates in his Men's Quarter Final match against Roger Federer of Switzerland during Day Nine of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 10, 2019 in London, England. (Photo by Mike Hewitt/Getty Images)

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