リスクがグランドスラムで初の8強入り、世界1位バーティの連勝は「15」でストップ [ウインブルドン]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の女子シングルス4回戦で、アリソン・リスク(アメリカ)が第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)を3-6 6-2 6-3で倒す金星を挙げ、グランドスラムで初のベスト8進出を果たした。試合時間は1時間37分。

 ウインブルドンに7年連続9度目の出場となる29歳のリスクは、過去3度(2013年~14年、17年)の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。昨年は2回戦で、ベリンダ・ベンチッチ(スイス)に6-1 6-7(10) 2-6で敗れていた。

 今季のグラスコートでのリスクは、6月にサービトン(W100/グラスコート)とスヘルトーヘンボス(WTAインターナショナル)を連続で制し、ここまで14勝1敗の戦績を残している。

 この結果でリスクは、バーティとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2016年6月にイーストボーン(ITF5万ドル/グラスコート)の準決勝で初対戦しており、リスクが7-6(4) 7-5で勝っていた。

 今大会でのリスクは、1回戦で第22シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)を3-6 6-3 7-5で、2回戦でイバナ・ヨロビッチ(セルビア)を6-2 6-7(3) 9-7で、3回戦では第13シードのベンチッチを4-6 6-4 6-4で破って16強入りを決めていた。

 リスクは準々決勝で、第11シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と第30シードのカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)の勝者と対戦する。

 6月にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でグランドスラム初制覇を果たしたあと、3週間前のバーミンガム(WTAプレミア/グラスコート)でもタイトルを獲得したバーティは、大坂なおみ(日清食品)に代わって世界ナンバーワンの座に就いていた。

 1週目をセットを落とさず勝ち上がったバーティだったが、ロラン・ギャロスから続いていた連勝記録は「15」でストップした。

※写真はアリソン・リスク(アメリカ)
LONDON, ENGLAND - JULY 08: Alison Riske of The United States celebrates victory in her Ladies' Singles fourth round match against Ashleigh Barty of Australia during Day Seven of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 08, 2019 in London, England. (Photo by Matthias Hangst/Getty Images)

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