ペラが2年連続で前年準優勝者を倒し、グランドスラムで初のベスト16進出 [ウインブルドン]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス3回戦で、第26シードのギド・ペラ(アルゼンチン)が第4シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6-4 6-3 7-6(4)で破る番狂わせを演じた。試合時間は2時間33分。

 ウインブルドンに2年連続4度目の出場となる29歳のペラは、昨年の大会で初の本戦勝利。2回戦で前年に準優勝を果たしていたマリン・チリッチ(クロアチア)を3-6 1-6 6-4 7-6(3) 7-5で倒したが、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)に敗れて4回戦に勝ち進むことはできなかった。

 33歳のアンダーソンは、昨年の大会で2度目のグランドスラム準優勝。準々決勝でロジャー・フェデラー(スイス)に2セットダウンから逆転勝利をおさめるなどして勝ち上がったが、決勝ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)に2-6 2-6 6-7(3)で敗れていた。ペラとは今回が初対戦だった。

 ペラは初のグランドスラム4回戦で、第15シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦する。ラオニッチは3回戦で、ライリー・オペルカ(アメリカ)を7-6(1) 6-2 6-1で下しての勝ち上がり。

※写真はギド・ペラ(アルゼンチン)
LONDON, ENGLAND - JULY 05: Guido Pella of Argentina celebrates victory in his Men's Singles third round match against Kevin Anderson of South Africa during Day five of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 05, 2019 in London, England. (Photo by Shaun Botterill/Getty Images)

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