トミー・ポールがUSTA枠のワイルドカード獲得で初の本戦出場へ [フレンチ・オープン]

全米テニス協会(USTA)のワイルドカード・チャレンジを終え、トミー・ポール(アメリカ)が初のフレンチ・オープン本戦出場権を獲得した。

 フレンチ・オープンから2枚のワイルドカード(主催者推薦枠)を得ているUSTAは、この1ヵ月間に行われたクレーコート大会の獲得ポイント数で選考している。

 オーランドのUSTAナショナル・キャンパスを拠点としている21歳のポールは、テニス・サングレン(アメリカ)がジョージア州のサバンナで行われていたATPのチャレンジャー大会で敗れた木曜日に、ワイルドカードを手に入れた。

 ポールは現在キャリア最高の世界ランク143位で、2015年にはフレンチ・オープンのジュニアの部で優勝を果たした実績を持っている。彼はその翌年、シニアの本戦を目指して予選に挑戦したが、2回戦で敗れていた。

 女子は17歳のホイットニー・オシグウェ(アメリカ)が、ワイルドカード獲得争いのランキングでトップに立っている。

 フレンチ・オープンの本戦は5月26日(日)に、フランス・パリで開幕する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はオーストラリアン・オープンでのトミー・ポール(アメリカ)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 10: Tommy Paul of the United States plays a backhand in his match against Paolo Lorenzi of Italy during day three of Qualifying ahead of the 219 Australian Open at Melbourne Park on January 10, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Graham Denholm/Getty Images)

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