セレナ・ウイリアムズが出産後初のトップ10復帰

セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が、出産のため選手活動を休止して以来、初めてトップ10に返り咲いた。

 セレナが出産を経て2018年3月にツアーに戻ったときには、世界ランキングは491位まで落ちていた。しかしそれ以降、ウインブルドン決勝でアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に、USオープンで大坂なおみ(日清食品)に敗れたものの、いずれのグランドスラムも決勝に進出したことで今や10位にまで浮上した。

 セレナは、先月のオーストラリアン・オープン準々決勝でカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に敗れてから大会でプレーしていなかったが、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を追い越した。ウォズニアッキが昨年のドーハで準決勝に至ったときに獲得したポイントが、今週で期限切れとなったからだ。

 大坂は世界1位の座をキープした。2位はシモナ・ハレプ(ルーマニア)、3位はスローン・スティーブンス(アメリカ)と続く。ペトラ・クビトバ(チェコ)は4位に後退した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)、1月のオーストラリアン・オープンで撮影
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 23: Serena Williams of the United States plays a backhand in her quarter final match against Karolina Pliskova of Czech Republic during day 10 of the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 23, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Mark Kolbe/Getty Images)

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