チチパスがグランドスラムで2度目のベスト4進出、ルブレフにハンブルク決勝の借りを返す [フレンチ・オープン]

今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第13シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を7-5 6-2 6-3で下し、ベスト4に進出した。試合時間は1時間55分。

 グランドスラムでチチパスが準々決勝を突破したのは、準決勝まで勝ち進んだ昨年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来のこととなる。

フレンチ・オープン2020|トーナメント表

 ロラン・ギャロスに4年連続出場となる22歳のチチパスは、昨年のベスト16がこれまでの最高成績。4回戦ではスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦し、5時間を超える接戦の末に6-7(6) 7-5 4-6 6-3 6-8で敗れていた。

 この結果でチチパスは、ルブレフとのジュニア時代からの対戦成績を3勝4敗とした。ふたりは大会前週のハンブルク(ATP500/クレーコート)の決勝で対戦したばかりで、そのときルブレフがチチパスに6-4 3-6 7-5で競り勝って今季3度目の優勝を飾っていた。

 その2日後に行われた今大会の1回戦でふたりはともに2セットダウンと追い込まれたが、お互いにそのピンチを切り抜けてここまで勝ち上がっていた。

 今大会でのチチパスは、1回戦でジャウメ・ムナール(スペイン)を4-6 2-6 6-1 6-4 6-4で、2回戦でパブロ・クエバス(ウルグアイ)を6-1 6-4 6-2で破り、3回戦はアルヤズ・ベデネ(スロベニア)の途中棄権で勝ち上がり、4回戦では第18シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を6-3 7-6(9) 6-2で破って初の8強入りを決めていた。

 チチパスは準決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第17シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

※写真はステファノス・チチパス(ギリシャ)
PARIS, FRANCE - OCTOBER 07: Stefanos Tsitsipas of Greece plays a backhand during his Men's Singles quarterfinals match against Andrey Rublev of Russia on day eleven of the 2020 French Open at Roland Garros on October 07, 2020 in Paris, France. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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