ドローが決定、大坂なおみの初戦は土居美咲との日本人対決に [USオープン]
今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の男女シングルスのドローが発表され、女子シングルスで第4シードとなった大坂なおみ(日清食品)の初戦は土居美咲(ミキハウス)との日本人対決となった。
両者は過去の対戦成績は、1勝0敗で大坂がリード。2016年9月に東京(WTAプレミア/ハードコート)の1回戦で初対戦しており、大坂が6-4 6-4で勝っている。
全米に5年連続出場となる22歳の大坂は、2018年に日本テニス史上初めてシングルスでグランドスラムのタイトルを獲得。決勝では、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 6-4で倒して栄冠に輝いた。連覇に挑んだ昨年は、4回戦でベリンダ・ベンチッチ(スイス)に5-7 4-6で敗れていた。
女子の日本人選手はほかにもふたり出場しており、初戦の対戦相手は日比野菜緒(ブラス)が第10シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)、奈良くるみ(安藤証券)はパトリシア マリア・ティーグ(ルーマニア)に決まった。
女子のトップシードは2016年準優勝者でグランドスラム初制覇を目指すカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)を制したソフィア・ケニン(アメリカ)が第2シード、ここ2年連続決勝で涙を飲んだセレナは第3シードとなっている。
新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミック中に開催される今大会は欠場者が相次ぎ、女子のトップ10選手では世界ナンバーワンのアシュリー・バーティ(オーストラリア)、2位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)、5位のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、前年女王で6位のビアンカ・アンドレスク(カナダ)、7位のキキ・バーテンズ(オランダ)、8位のベリンダ・ベンチッチ(スイス)の6人が出場を見送った。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
女子シングルス|シード選手と日本人選手1回戦組み合わせ
1カロリーナ・プリスコバ(チェコ)[1]
8ジェニファー・ブレイディ(アメリカ)[28]
------
9アンジェリック・ケルバー(ドイツ)[17]
16アリソン・リスク(アメリカ)[13]
------
17マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)[12]
24ユリア・プティンセバ(カザフスタン)[23]
------
25クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)[30]
32ペトラ・マルティッチ(クロアチア)[8]
----------
33大坂なおみ(日本/日清食品)[3] vs 34土居美咲(日本/ミキハウス)
40アナスタシア・セバストワ(ラトビア)[31]
------
41マグダ・リネッテ(ポーランド)[24]
48アネット・コンタベイト(エストニア)[14]
------
49エレナ・リバキナ(カザフスタン)[11]
56デヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)[19]
------
57レベッカ・ピーターソン(スウェーデン)[32]
64ペトラ・クビトバ(チェコ)[6]
----------
65マディソン・キーズ(アメリカ)[7]
72ジャン・シューアイ(中国)[25]
------
73ドナ・ベキッチ(クロアチア)[18]
76奈良くるみ(日本/安藤証券)vs 75パトリシア マリア・ティーグ(ルーマニア)
80ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)[10] vs 79日比野菜緒(日本/ブラス)
------
81マリア・サカーリ(ギリシャ)[15]
88アマンダ・アニシモワ(アメリカ)[22]
------
89スローン・スティーブンス(アメリカ)[26]
96セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)[3]
----------
97アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[5]
104ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)[29]
------
105カロリーナ・ムチョバ(チェコ)[20]
112ジョハナ・コンタ(イギリス)[9]
------
113エリース・メルテンス(ベルギー)[16]
120エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)[21]
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121オンス・ジャバー(チュニジア)[27]
128ソフィア・ケニン(アメリカ)[2]
※写真はウェスタン&サザン・オープンでの大坂なおみ(日清食品)(Getty Images)
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