錦織が再検査でも陽性だったことを報告「症状はごくわずか」

2014年USオープン準優勝者の錦織圭(日清食品)が金曜日、新たに受けた新型コロナウイルス(COVID-19)の検査でまたも陽性と判定されたと明かした。

 錦織は自身の公式アプリを通して来週にまた検査を受けると報告し、「その時点でもう少し詳しい情報についてお知らせするつもり」であるとコメントした。

「症状はごくわずかしか出ておらず、現在は隔離を行っている」と錦織は金曜日に説明した。彼はまず日曜日に受けた検査で陽性と診断され、その日のうちにUSオープン前に同じ会場で開催される前哨戦のウエスタン&サザン・オープンを棄権すると発表した。

 パンデミックを理由に今年だけ従来のオハイオ州シンシナティからニューヨークに場所を移して行われるウェスタン&サザン・オープンの本戦が今週の土曜日から始まり、USオープンは8月31日に開幕する。

 もしCOVID-19のウイルスを保有していたなら、彼はUSオープンでプレーすることはできない。

 一連の故障の前は世界ランク4位だった錦織は現在31位まで落ちているが、USオープンではシードが付くことになる。30歳の錦織は2014年USオープン決勝でマリン・チリッチ(クロアチア)に敗れ、2016年と18年にはベスト4に進出していた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は昨年のUSオープンでの錦織圭(日清食品)(Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles