ITFシニアテニスツアーが2021年から30歳以上のカテゴリーを新設

国際テニス連盟(ITF)が水曜日に公式サイトを更新し、2021年からITFシニアテニスツアーに30歳以上のカテゴリーを設けるプランを発表した。シニアツアーは6つの大陸の70か国以上で年間500大会以上を開催しており、これまでの最低年齢カテゴリーは35歳以上だった。

 大会は主に地元の選手が参加する小さなテニスクラブで行われるものから、世界中から何百人もの選手たちが集まるITF世界選手権まで様々となる。シニアツアーは競争の激しさだけでなく、テニスを通して長年に渡って築かれてきた友情を維持するような温かく親しみやすい雰囲気が特徴となっている。

 シニアツアーのフォーマットは、若い選手たちのライフスタイルに合わせて近年改訂された。大会はより短いスコアリング方式(単複の最終セットは10ポイントマッチタイブレークなど)を採用し、若い年齢層の選手は1日に複数のシングルスマッチをプレーできるようになった。大会期間も短縮し、仕事や家族と離れる時間を減らしている。

 クロアチア・ウマグで来年開催予定のITFヤングシニア世界選手権では、個人戦としては初めて30歳以上のカテゴリーが行われる予定となっている。(テニスマガジン)

※写真はイメージ(Getty Images)

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