「ロレックス上海マスターズ」（中国・上海／10月7～14日／賞金総額921万9970ドル／ハードコート）に、日本の錦織圭（日清食品）が出場する。

　世界ランク12位（10月1日付）の錦織は第8シードとなり、初戦となる2回戦の対戦相手は地元選手のウー・イービン（中国）に決まった。昨年のUSオープン・ジュニア優勝者で18歳のウーは、ワイルドカード（主催者推薦枠）同士の対戦となった1回戦でリー・ジェ（中国）を7-6(5) 6-2で破って勝ち上がった。両者は今回が初対戦となる。

　今大会に3年ぶり7度目の出場となる錦織は、2011年のベスト4がこれまでの最高成績。前回プレーした2015年は、3回戦でケビン・アンダーソン（南アフリカ）に6-7(10) 6-7(3)で敗れていた。

　そのほかの日本勢は、マクラクラン勉（日本）が前週の東京（ATP500／室内ハードコート）を制したヤン レナード・ストルフ（ドイツ）とのコンビでダブルスに出場。初戦の対戦相手は、ロハン・ボパンナ（インド）／エドゥアール・ロジェ バセラン（フランス）となっている。

　予選に第12シードで出場していたダニエル太郎（エイブル）は、予選決勝でブラッドリー・クラン（アメリカ）に6-7(5) 6-7(3)で敗れていた。

　ロレックス上海マスターズはATPツアーで年間9大会行われるマスターズ1000シリーズの第8戦目で、シングルス56ドロー、ダブルス24ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位

予選結果｜日本人選手

予選決勝

●28ダニエル太郎（エイブル）[12] 6-7(5) 6-7(3) ○26ブラッドリー・クラン（アメリカ）

予選1回戦

○28ダニエル太郎（エイブル）[12] 6-7(7) 6-4 6-4 ●27ティム・スマイチェク（アメリカ）

上位出場選手シード順位｜シングルス

ロジャー・フェデラー（スイス）[1]
ノバク・ジョコビッチ（セルビア）[2]
フアン マルティン・デル ポトロ（アルゼンチン）[3]
アレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）[4]
マリン・チリッチ（クロアチア）[5]
ドミニク・ティーム（オーストリア）[6]
ケビン・アンダーソン（南アフリカ）[7]
錦織圭（日本／日清食品）[8]

※写真は記者会見での錦織圭（日清食品）
SHANGHAI, CHINA - OCTOBER 09: Kei Nishikori of Japan attends a press conference during the 2018 Rolex Shanghai Masters on Day 3 at Qi Zhong Tennis Centre on October 9, 2018 in Shanghai, China. (Photo by Lintao Zhang/Getty Images)