日比野菜緒が予選を突破、大坂なおみは背中の故障で欠場 [プルデンシャル 香港テニス・オープン]

「プルデンシャル 香港テニス・オープン」(中国・香港/10月8~14日/賞金総額75万ドル/ハードコート)の予選決勝で、第4シードの日比野菜緒(LuLuLun)がキャロル・ジャオ(カナダ)を6-0 6-0で破り、本戦入りを決めた。試合時間は52分。

 日比野は今大会に2年ぶりの出場。1回戦の対戦相手は、サマンサ・ストーサー(オーストラリア)に決まった。前回プレーした2016年は、2回戦でクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)に6-7(5) 2-6で敗れていた。

 オクサーナ・カラシニコワ(ジョージア)とのペアでダブルスにもエントリーしている日比野は、初戦でダリラ・ヤクポビッチ(スロベニア)/レナタ・ボラコバ(チェコ)と対戦する予定となっている。

 そのほかの日本勢は、加藤未唯(ザイマックス)/二宮真琴(橋本総業ホールディングス)と、青山修子(近藤乳業)がリジヤ・マロザバ(ベラルーシ)と組んでダブルスに出場。初戦の対戦相手は、第3シードの加藤/二宮がワイルドカード(主催者推薦枠)のクワン ヤウ・ウン(香港)/エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、第4シードの青山/マロザバはアレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)/アリナ・ラディオノワ(オーストラリア)となっている。

 シングルスに第2シードで出場予定だった大坂なおみ(日清食品)は、背中の故障で欠場することになった。今週開催の北京(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)に出場していた大坂は準決勝まで勝ち進み、アナスタシア・セバストワ(ラトビア)に4-6 4-6で敗れていた。

 香港テニス・オープンはWTAインターナショナルに格付けされる大会で、シングルス32ドロー、ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

予選結果|日本人選手

予選決勝

○13日比野菜緒(LuLuLun)[4] 6-0 6-0 ●15キャロル・ジャオ(カナダ)

予選1回戦

○13日比野菜緒(LuLuLun)[4] 6-4 6-1 ●14清水綾乃(Club MASA)

●7日比万葉(グラムスリー)2-6 4-6 ○8ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)[10]

上位出場選手シード順位|シングルス

エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)[1]
大坂なおみ(日本/日清食品)[2]※背中の故障で欠場
エレナ・オスタペンコ(ラトビア)[3]
ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)[4]

※写真は東レPPOでの日比野菜緒(LuLuLun)
撮影◎佐藤明

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