大坂なおみが日本人女子初のグランドスラム決勝でセレナと対戦へ [USオープン]

「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月27日~9月9日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第20シードの大坂なおみ(日清食品)が前年の準優勝者で第14シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-2 6-4で破り、初のグランドスラム制覇に王手をかけた。試合時間は1時間26分。

 グランドスラムの同種目で日本人選手が決勝に進出したのは、史上初の快挙となる。

 全米に3年連続出場となる大坂は、過去2大会でいずれも3回戦に進出。昨年の大会では1回戦で前年覇者のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を倒し、3回戦でカイア・カネピ(エストニア)に3-6 6-2 5-7で敗れていた。

 この結果で大坂は、キーズから4度目の対戦で初勝利を挙げた。今シーズンはフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の3回戦で対戦し、キーズが6-1 7-6(7)で勝っていた。初対戦は2016年の全米3回戦で、そのときは第3セット5-1でリードしていた大坂が5-7 6-4 6-7(3)で逆転負けを喫していた。

 今大会での大坂は、1回戦でラウラ・シグムンド(ドイツ)を6-3 6-2で、2回戦で予選勝者のユリア・グルシュコ(イスラエル)を6-2 6-0で、3回戦でアリャクサンドリラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を6-0 6-0で、4回戦で第26シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-3 2-6 6-4で、準々決勝ではレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)を6-1 6-1で破って4強入りを決めていた。

 大坂は決勝で、第17シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦する。セレナは準決勝で、第19シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)を6-3 6-0で下しての勝ち上がり。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
NEW YORK, NY - SEPTEMBER 06: Naomi Osaka of Japan celebrates victory following her women's singles semi-final match against Madison Keys of the United States on Day Eleven of the 2018 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 6, 2018 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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