前年覇者ナダルがUSオープン欠場「決して下したくなかった決断」

ディフェンディング・チャンピオンのラファエル・ナダル(スペイン)が火曜日、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを理由にUSオープンをスキップすることを決めた。この決断により、彼はロジャー・フェデラー(スイス)が持つグランドスラム大会優勝回数の記録に追いつくチャレンジを一旦先送りすることになる。

 ナダルはスペイン語と英語によるツイッターへの投稿を通し、自分の決断を説明した。

「世界的に状況は非常に難しくなっており、COVID-19の感染者数は増えつつある。我々はまだ、状況をコントロール下には置いていないように見える」とナダルはコメントした。

 34歳のナダルは8月31日からニューヨークで始まるグランドスラム大会に出場しないことについて「決して下したくなかった決断」と表現したが、今は「旅をしないほうがよいと感じた」と言い添えた。

 女子世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)は、すでにUSオープンを欠場すると発表していた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は昨年のUSオープン男子シングルス表彰式でのラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)

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