上地結衣がバイスにストレート勝利で初戦を突破 [ウインブルドン・車いすの部]

「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月2~15日/グラスコート)の車いすの部の女子シングルス1回戦で、第2シードの上地結衣(エイベックス)がマジョレーン・バイス(オランダ)を6-4 6-4で破り、初戦を突破した。試合時間は1時間26分。

 ウインブルドンに6年連続出場となる上地は、ジョーダン・ワイリー(イギリス)とのダブルスで2014年から大会4連覇。昨年のシングルスでは、準決勝でサビーネ・エラルブロック(ドイツ)に6-7(4) 6-1 6-7(4)で敗れていた。

 上地は準決勝で、アニーク・ファンクォト(オランダ)と対戦する。ファンクォトは1回戦で、ルーシー・シューカー(イギリス)を6-2 6-1で下しての勝ち上がり。

 ディーダ・デ グロート(オランダ)とのペアで第1シードでダブルスに出場している上地は、初戦でカタリーナ・クルーガー(ドイツ)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)と対戦予定となっている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、ステファン・オルソン(スウェーデン)とデ グロートがシングルスでグランドスラム初優勝。ダブルスでは、アルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(ともにイギリス)が2連覇、上地/ワイリーは4連覇を達成した。

※写真は上地結衣(エイベックス)
撮影◎小山真司/テニスマガジン

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