車いすの部がスタート、第1シードの国枝慎吾はフェルナンデスに競り負け初戦敗退 [ウインブルドン]

「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月2~15日/グラスコート)の大会10日目は車いすの部が始まり、男子シングルス1回戦で第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)はグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)に4-6 6-3 5-7で敗れた。試合時間は2時間15分。

 ウインブルドンに2年連続10度目の出場となる国枝は、過去にダブルスで3度(2006年、13年~14年)タイトルを獲得。昨年は準決勝で、ステファン・オルソン(スウェーデン)に4-6 2-6で敗れていた。

 この結果でフェルナンデスは、国枝との対戦成績を6勝19敗とした。両者は6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の決勝で対戦しており、国枝が7-6(5) 6-0で勝っていた。

 フェルナンデスは準決勝で、ヨアキム・ジェラード(ベルギー)と対戦する。ジェラードは1回戦で、ゴードン・リード(イギリス)を6-3 6-3で下しての勝ち上がり。

 国枝はフェルナンデスとのペアでダブルスにも出場しており、初戦の対戦相手は第2シードのアルフィー・ヒュウェット(イギリス)/リードとなっている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、オルソンとディーダ・デ グロート(オランダ)がシングルスでグランドスラム初優勝。ダブルスでは、ヒュウェット/リードが2連覇、上地結衣(エイベックス)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)は4連覇を達成した。

※写真は国枝慎吾(ユニクロ)
撮影◎小山真司/テニスマガジン

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