チャレンジエリートFFTのニース大会はフェロとシモンが優勝

フランス・ニースで開催されたエキシビション大会「チャレンジエリートFFT」の女子シングルス決勝で、世界ランク53位のフィオナ・フェロ(フランス)が同42位のクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を3-6 6-4 [10-7]で下して優勝を飾った。

 この大会はフランス国内の選手に実戦経験を積む場を与えるためにフランステニス連盟(FFT)が企画し、続いて行われるカンヌとヴィルヌーヴ ルベの計3大会で構成されている。

 女子の部は12人の選手が4つのグループに分かれてラウンドロビン(グループ内総当たり戦)を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに勝ち進むという形式で争われた。

 グループBを2勝0敗の首位で通過したフェロは、準々決勝でアモンディーヌ・エス(フランス)を6-0 4-6 [10-4]で、準決勝ではジェシカ・ポンセ(フランス)を6-3 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 男子の部は24人参加で行われ、決勝はジル・シモン(フランス)がピエール ユーグ・エルベール(フランス)を7-6(5) 7-6(3)で倒してタイトルを獲得した。

 男女のプロテニスツアーは新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより3月途中から中断しており、8月から再開することが決まっている。(テニスマガジン)

※写真はオーストラリアン・オープンでのフィオナ・フェロ(フランス)(Getty Images)

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