元世界1位セレナはシードなしでフレンチ・オープン出場
5月27日にフランス・パリで開幕するフレンチ・オープンの大会主催者は、AP通信の取材に対し、元世界1位のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)にシードは付かないと答えた。
フランステニス連盟によると、「今年も大会オフィシャルはWTAランキングに基づいて、出場選手リストをつくり、その上位選手にシードを付けることになる」と言った。フレンチ・オープンで3度優勝しているセレナは、2017年1月のオーストラリアン・オープンで優勝したあと、出産のため休養に入り、現在は復帰の過程にいる。フレンチ・オープンは復帰後初のグランドスラム大会。
セレナはWTAのスペシャル・ランキング(ケガや妊娠などのため6ヵ月以上戦線離脱した選手に対して、暫定ランキングを採用するもの)を利用してフレンチ・オープンに出場することができるが、その際、彼女に32シードのうちの一つを与えるかどうかは、大会主催者が決められる。
セレナは休養前の世界1位から、現在は453位までランキングを落としている。
WTAは出産後にツアー復帰をする選手のための救済措置(ルール変更)を検討しているが、採用は早くても来年となる見込み。
そのためセレナはフレンチ・オープンの1回戦で、いきなりシード選手と対戦する可能性がある。
セレナは今年、3月のインディアンウェルズとマイアミ(いずれもハードコート)でプレーし、インディアンウェルズは3回戦で姉ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)に、マイアミは1回戦で日本の大坂なおみ(日清食品)に敗れた。昨年のオーストラリアン・オープン後から今日に至るまで、彼女は公式戦のシングルスをまだ4試合しかプレーしていない。(C)AP(テニスマガジン)
※写真は19日にイギリスのウインザー城で行われたヘンリー王子とアメリカの女優、メーガン・マークルの結婚式に出席したセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と夫のアレクシス・オハニアン
WINDSOR, UNITED KINGDOM - MAY 19: Meghan Markle's friend, US tennis player Serena Williams (L) and her husband US entrepreneur Alexis Ohanian (R) arrive for the wedding ceremony of Britain's Prince Harry and US actress Meghan Markle at St George's Chapel, Windsor Castle on May 19, 2018 in Windsor, England. (Photo by Odd ANDERSEN - WPA Pool/Getty Images)
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