錦織がディミトロフに競り勝ち4年連続16強入り [BNLイタリア国際]

「BNLイタリア国際」(ATP1000/イタリア・ローマ/5月13~20日/賞金総額544万4985ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、錦織圭(日清食品)が第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を6-7(4)7-5 6-4で倒し、ベスト16進出を決めた。試合時間は2時間55分。

 今大会に4年連続5度目の出場となる錦織は、2016年のベスト4がこれまでの最高成績。1回戦では、フェリシアーノ・ロペス(スペイン)を7-6(5) 6-4で破って勝ち上がっていた。昨年は3回戦で、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)に6-7(4) 3-6で敗れていた。

 この結果で錦織は、ディミトロフとの対戦成績を4勝1敗とした。昨年は1月にブリスベン(ATP250/ハードコート)の決勝で対戦し、ディミトロフが6-2 2-6 6-3で勝っていた。ディミトロフはこの日が27歳の誕生日だった。

 錦織は3回戦で、フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。コールシュライバーは2回戦で、第13シードのジャック・ソック(アメリカ)を6-4 6-3で下しての勝ち上がり。

 昨シーズンを5位でスタートした錦織は、8月のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)で大会前の練習中に右手首を負傷して戦線を離脱。1月のニューポートビーチ(ATPチャレンジャー/15万ドル/ハードコート)で公式戦復帰を果たし、翌週のダラス(ATPチャレンジャー/12.5万ドル/室内ハードコート)で今季初タイトルを獲得した。

 復帰後7大会目のATPツアー参戦となる錦織は、トップ5の選手と今季4度目の対戦で3勝目を挙げた。

※写真は錦織圭(日清食品)
ROME, ITALY - MAY 16: Kei Nishikori of Japan returns a forehand in his match against Grigor Dimitrov of Bulgaria during day 4 of the Internazionali BNL d'Italia 2018 tennis at Foro Italico on May 16, 2018 in Rome, Italy. (Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)

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