プリスコバが3連覇を目指したハレプを下して準決勝へ [ムトゥア・マドリッド・オープン]

 スペイン・マドリッドで開催されている「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/5月5~12日/賞金総額668万5828ユーロ/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、 世界1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)がカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に4-6 3-6で敗れた。

 ハレプはマドリッドで2連覇しており、この大会で15連勝しながら、3度目の優勝を狙っていた。しかしプリスコバは、ハレプのサービスゲームを4度破り、20本のウィナーを決めて、ハレプにまったくチャンスを与えなかった。

「これは私にとって、今年最高のプレーの1つだった」と第6シードのプリスコバは言った。

「素晴らしい気分だわ。私は彼女に対して、これまでに6試合で負けていたから、一層感慨は大きい。彼女を倒せるとは決して思っていなかった。今日、私のサービスは素晴らしく、すべてが私の方にいいように進んだわ」

 ハレプに対する過去7対戦でのプリスコバの唯一の勝利は、2016年フェドカップでのものだった。

 プリスコバは、4月のシュツットガルトでキャリア10度目のタイトル獲得を果たしていた。

 彼女は準決勝で、第10シードのペトラ・クビトバ(チェコ)と対戦する。クビトバは準々決勝で、第14シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-4 6-0で下して勝ち上がった。

 第7シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)はカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)を6-2 6-3で倒してベスト4に進出した。ガルシアは準決勝で、マリア・シャラポワ(ロシア)を4-6 6-2 6-3で破って勝ち上がったキキ・バーテンズ(オランダ)と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はカロリーナ・プリスコバ(チェコ)
MADRID, SPAIN - MAY 10: Karolina Pliskova of The Czech Republic returns the ball to Simona Halep of Romania in their Quarter final match during day six of Mutua Madrid Open at La Caja Magica on May 10, 2018 in Madrid, Spain. (Photo by Denis Doyle/Getty Images)

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