「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(WTAプレミア/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月19~24日/賞金総額262万3485ユーロ/ハードコート)のシングルス準決勝で、ダリア・カサキナ(ロシア)が3つのマッチポイントを凌いだ末に、3-6 7-6(11) 6-1で第2シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を下して決勝に駒を進めた。

 ノーシードのカサキナは、2時間半のスリル溢れる戦いの末に、世界3位のムグルッサを初めて破った。

 彼女は決勝で、第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦する。スビトリーナはもうひとつの準決勝で、第6シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を6-3 6-3で退けた。

 最初のゲームではカサキナが4度のブレーク・チャンスを無駄にしたとはいえ、ムグルッサは第1セットで主導権を握っていた。ムグルッサはこのセットで手にした唯一のブレークポイントをものにし、4-2とリードを奪った。

 第2セットでムグルッサは、2度に渡りブレークしてリードを奪ったが、そのたびに即座にブレークバックされた。タイブレークでは、カサキナが4度目のセットポイントで、ついにセットをものにした。

 カサキナは、ジョハナ・コンタ(イギリス)に対する初戦でも2つのマッチポイントを凌いでいた。彼女はこの大会で、ここまでのところ9時間5分をコート上で過ごしている。

「相手にマッチポイントをつかまれながらも勝っているとき、その理由なんてわからないものだわ」とカサキナはコメントした。

「試合前、私は本当に疲れていた。でもコートに入るとアドレナリンが沸いてきて、疲れのことなんて忘れてしまったわ。走り出し、体の中を血が駆け巡り始め、それでもう大丈夫。ただすべてのボールに集中していたわ」

 ムグルッサは、「彼女はプレッシャー下に置かれながらプレーするのが好きな選手。彼女のベストテニスは、負けそうになったときに浮かび上がってくるの」と言った。

「フィットネスレベルは高いので、彼女は大いに走ることができる。今日、彼女を助けたのはその部分ね」

 今年もう15回シングルスで勝利を収めているケルバーは、よいシーズンのスタートを謳歌している。しかしそれでも彼女は、自分とのここ5対戦での成績を5勝0敗に向上させた世界4位のスビトリーナとの問題を、解決することができないでいた。

 ケルバーは第2セットの出だしで先にブレークを果たしたが、一度も本当の意味でスビトリーナを脅かすことができそうには見えなかった。

「以前には彼女と本当にタフな戦いを繰り広げてきたから、2セットで試合を終えることができてうれしいわ。肉体的にすごくきつかったから」とスビトリーナは言った。

「決勝のために少し余分にエネルギーを温存することができてすごくうれしい」

 スビトリーナは、これ以前にカサキナと2度対戦し、その双方で勝っている。彼女はキャリア11番目の、そして今年ふたつ目のタイトルを狙っており、一方のカサキナは、キャリア2勝目を目指している。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はダリア・カサキナ(ロシア)
DUBAI, UNITED ARAB EMIRATES - FEBRUARY 23: Daria Kasatkina of Russia plays a forehand in her semi final match against Garbine Muguruza of Spain during day five of the WTA Dubai Duty Free Tennis Championship at the Dubai Tennis Stadium on February 23, 2018 in Dubai, United Arab Emirates. (Photo by Francois Nel/Getty Images)

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