元ジュニア世界2位、17歳の齋藤咲良が5月1日からプロテニス選手としてのキャリアをスタート

写真はオーストラリアン・オープンでの齋藤咲良(MAT Tennis Academy)(Getty Images)


 4月9日に開かれた公益財団法人日本テニス協会(JTA)の令和6年度第1回常務理事会で承認され、17歳の齋藤咲良(MAT Tennis Academy)が5月1日からプロテニス選手としてのキャリアをスタートした。

 これに先立ち4月1日に株式会社富士薬品が同社で取り組む女子テニスのジュニア育成支援プログラム「富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム」の出身選手である齋藤と所属契約を締結したことを発表しており、齋藤は同社ロゴが掲出されたウェアを着用して同社の所属選手として活動することになる。

 群馬県前橋市で5歳からテニスを始めた齋藤は2022年10月に世界スーパージュニア(ITFグレードA/大阪・ITC靱テニスセンター/ハードコート)で単複2冠を達成するなど国際テニス連盟(ITF)のジュニア公式戦でシングルス8勝&ダブルス9勝を挙げ、昨年5月にはITFジュニアランキング自己最高2位をマークした。

 プロの大会でも活躍している齋藤は昨年10月の牧之原(W25/砂入り人工芝コート)で初タイトルを獲得し、WTAランキングではシングルス240位(4月22日付)と日本勢の6番手に付けている。

 今週の岐阜(W100/ハードコート)でプロ第1戦に臨んだ齋藤は第2シードのエミナ・ベクタス(アメリカ)を6-1 6-3で倒すなど2試合を勝ち上がり、準々決勝で第6シードのアリアンヌ・ハトーノ(オランダ)に1-6 1-6で敗れはしたが8強入りした。

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写真◎Getty Images

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