ウインブルドン決勝以来の試合でセレナがストレート勝利、ハレプは辛勝 [ロジャーズ・カップ]

WTAツアー公式戦の「ロジャーズ・カップ」(WTAプレミア5/カナダ・トロント/8月5~11日/賞金総額283万ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第8シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がウインブルドン決勝で敗れて以来の試合を戦い、エリース・メルテンス(ベルギー)を6-3 6-3で下して初戦を突破した。

 37歳のセレナは今大会で3度優勝しているが、そのすべては会場がトロントだったとき(ロジャーズ・カップは男女の会場をトロントとモントリオールで毎年入れ替えて行っている)のことだ。セレナの大会の通算成績は、ここまでのところ31勝4敗となっている。

「自分の動きがすごくよくなったと感じている。このところずっとフィットネスレベルを向上させるためトレーニングしてきたのだけれど、今日はその成果がはっきり見て取れると感じたわ」とセレナは自身の仕上がりについて自己評価した。

「コートに出ていくことを楽しんでいる。走り回るのが楽しいわ。だからこれはいいことね」

ロジャーズ・カップ2019|PHOTOアルバム

 彼女は3回戦で、ラッキールーザーのジャン・シューアイ(中国)を6-4 6-3で破って勝ち上がった予選勝者のエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と対戦する。

「今、私は何のケガも抱えてない。私はただ、普通にトレーニングできるということを楽しんでいるわ。当たり前のように思われるかもしれないけど、1月からそれができていなかったのよ」とセレナはコメントした。

「(なんの制約もなく)トレーニング、練習ができる、ジムに行くことができるという事実が、私にとって大きな助けとなるだろうと思うわ」

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