「ウェスタン&サザン・オープン」(プレミア5/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月12~18日/賞金総額294万4486ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、ふたりの予想外の選手が初のロックウッド優勝杯をその手に抱き、USオープン前により多くの問いをもたらしたその週を締めくくった(ロックウッドは大会優勝杯を製作している有名な陶器メーカー)。

 女子では誰が健康な状態でUSオープンに臨めるのだろうか。男子で起きたよろめきはニューヨークにまで持ち込まれるのだろうか。

 そしてマディソン・キーズ(アメリカ)と男子優勝のダニール・メドベデフ(ロシア)は、ここで得た弾みをグランドスラム大会に持ち込めるのだろうか。

 彼らがキャリア最大タイトルを勝ち獲ったあと、その勢いをどうやってより大きな舞台に持ち込めるかについては、すでに多くの問いを浴びせかけられていた。

 第16シードのキーズはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)に対して双方のセットの後半で巻き返しに成功し、7-5 7-6(5)のスコアで今季2つ目、そしてキャリア最大のタイトルを獲得した。

 ここ3大会では挫折し、この週も厳しいドローを引き当てていたキーズは、このような結果を想像することさえできなかったという。

 優勝杯を受け取るためコートに戻ってきた彼女は、観客たちに向かって、「もし1週間前にこれが私の未来だと言われていたら笑い飛ばしていたでしょうね」と語った。

 ところがご覧の通り、彼女はいまUSオープンに向けて驚きの上昇気流に乗り、トップ10に返り咲いたのである。

 キーズは彼女らしい根性溢れる戦いの末に、世界ランク10位に浮上するための勝利をつかんだ。彼女は双方のセットでクズネツォワのサービスをブレークして5-5に追いつき、それから安定したサービスを使ってセットをもぎ取った。

 ウインブルドンを含むこれに先立つ3大会で2回戦を超えることができないでいたキーズだが、彼女はお気に入りのグランドスラム大会であるUSオープンに向けて間違いなくいい感触を覚えている。

「素晴らしい礎だわ」とキーズはコメントした。

「私はニューヨークでいい進撃をやってのけ、シーズンをいい形で終えたいの」

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