大坂なおみがフォーブス誌の長者番付でセレナより上位に、女子アスリート最高記録を樹立

2020-05-23

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大坂なおみがフォーブス誌の長者番付でセレナより上位に、女子アスリート最高記録を樹立

テニスマガジン編集部

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大坂なおみ（日清食品）はグランドスラム大会で優勝し、世界ランク1位にもなった。そして今、彼女は女性アスリートの長者番付で1番になったのだ。

　金曜日に「Forbes.com」が掲載したストーリーによれば、22歳の大坂はここ12ヵ月の間に契約金や賞金で3740万ドルを稼ぎ、同じ期間におけるセレナ・ウイリアムズ（アメリカ）の収入を上回った。

　アメリカの経済誌『フォーブス』によれば、大坂の収入総額は女子アスリートが1年の間に稼いだものとしては最高記録だという。彼女は2015年にマリア・シャラポワ（ロシア）が打ち立てた2970万ドルという前回の記録を上回った。

　男女合わせたフォーブスの年間収入トップ100リストのアスリート部門で大坂が29位、セレナは33位だった。セレナは過去4年間、女子アスリートの収入ではずっと首位に立ってきた。

　2018年USオープン決勝で大坂がセレナを倒し、それから彼女は2019年オーストラリアン・オープンでも優勝を遂げた。おかげで男女を通してテニスの世界ランク（シングルス）で1位となった初のアジア出身者となった。

　WTAによれば大坂のキャリアを通しての獲得賞金額は1450万ドルで、うち半分近くを2019年に稼いでいた。(C)AP（テニスマガジン）

※写真は昨年のWTAファイナルズのドロー抽選会での大坂なおみ（日清食品）（Getty Images）

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