男子プロテニス協会(ATP)の責任者で元ツアープロのアンドレア・ガウデンツィ(イタリア)は、はっきりした目安が立つのは4月末になるだろうが6月8日にツアーは再開すると信じたいとの考えを述べた。

 新型コロナウイルス感染症の世界的拡大が世界のスポーツを休止させている間、ATPとWTAがついに再開するのを待ちながら、テニス選手たちは辛抱を強いられている。今のところ、男子と女子のサーキットは6月7日まで休止ということになっている。

 ATPのガウデンツィ会長は水曜日に、テニスシーズンにおけるその後を決めるに当たって4月末の時点での状態が決定的判断要素になるだろうと指摘した。

「その翌月のニュースを待つことはない。4月の終わりにその時点での状況を分析し、現在行われている休止措置の先について決断を下すことになる」とガウデンツィ会長は語った。それと同時にグラスコートシーズンを予定通り行うためにも6月8日にツアーを再開できるよう願っているとし、「私は6月8日にツアーを再開できると強く信じている」と締めくくった。

※写真は昨年のメルセデス・カップ(ドイツ・シュツットガルト)の会場の様子
STUTTGART, GERMANY - JUNE 16: General view inside the stadium during the final match at Tennisclub Weissenhof on June 16, 2019 in Stuttgart, Germany. (Photo by Christian Kaspar-Bartke/Bongarts/Getty Images)

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