22歳アンベールがキャリア2勝目、アントワープで3人目のフランス人チャンピオンに [ヨーロピアン・オープン]
土曜日のダニエル・エバンズ(イギリス)に対する準決勝で4つのマッチポイントを凌いで決勝行きの切符をもぎ取っていた左利きのアンベールは決勝でも直面した2本のブレークポイントを凌ぎ、相手のサービスゲームを2度ブレークした。
「テニスはときに、まったくクレイジーだ」とアンベールはコメントした。「これは僕の最大の勝利のひとつだ。本当に素晴らしいプレーヤー相手に、今年ふたつ目のタイトルを獲得することができてものすごくうれしいよ」。
アンベールはリシャール・ガスケ(フランス)とジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)に続き、この室内ハードコート大会で優勝を遂げた3人目のフランス人選手となった。
1月オークランドで最初のタイトルを獲得した世界ランク38位のアンベールは、圧倒的な強さを見せた第1セットでフォアハンドのウィナーを何本か決め、第2セットのタイブレークではそのアグレッシブなプレーで勝利を手繰り寄せた。アンベールは最初のマッチポイントを、フォアハンドボレーを決めてものにした。
「僕はカギとなるポイントで非常にいいプレーをしたと思う。僕は本当に自分を誇りに思うよ」と彼は語った。
これに先立ち行われたダブルス決勝では第2シードのジョン・ピアース(オーストラリア)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)がロハン・ボパンナ(インド)/マットヴェ・ミドルコープ(オランダ)を6-3 6-4で倒し、同ペアでの今季3勝目を挙げた。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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