2018年覇者ハチャノフは3度目の初戦敗退 [パリ・マスターズ]

写真はウィーンの大会でのカレン・ハチャノフ(ロシア)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ロレックス・パリ・マスターズ」(ATP1000/フランス・パリ/11月2~8日/賞金総額428万9970ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第11シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)が予選勝者のアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)に3-6 6-2 2-6で敗れる番狂わせが起きた。試合時間は1時間47分。

 今大会に4年連続出場となった24歳のハチャノフは2018年の決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒してマスターズ初制覇を果たしたが、その年以外はすべて初戦敗退となった。

 ダビドビッチ フォキナは2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したバンジャマン・ボンジ(フランス)と対戦する。ボンジはこの日、ラッキールーザーで本戦入りしたフェデリコ・コリア(アルゼンチン)を6-2 6-1で退けた。

 第14シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)もまた2014年USオープン優勝者のマリン・チリッチ(クロアチア)に0-6 6-3 3-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。チリッチは次のラウンドで、ラッキールーザーで本戦入りしたサルバトーレ・カルーゾ(イタリア)を3-6 7-6(2) 6-3で破って勝ち上がったワイルドカードのコランタン・ムーテ(フランス)と対戦する。

 この日はほかにも3人のシード勢が初戦に臨み、第9シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)がワイルドカードで出場したユーゴ・ガストン(フランス)を6-3 6-2で、第15シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)が予選勝者のマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を7-6(5) 6-1で、第16シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)は予選勝者のステファノ・トラバリア(イタリア)を6-4 6-4で下してそれぞれ2回戦に駒を進めた。

 そのほかの試合では、ユーゴ・アンベール(フランス)、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)、ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)、フェリシアーノ・ロペス(スペイン)、ラッキールーザーのラドゥ・アルボット(モルドバ)、予選勝者のマルコス・ギロン(アメリカ)とノルベルト・ゴンボス(スロバキア)が初戦を突破した。

 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染を抑える目的でフランスで実施されているロックダウン(都市封鎖)のため、大会は無観客で開催されている。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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