チチパス、ベレッティーニ、ゴファンの上位シード勢3人が初戦敗退 [パリ・マスターズ]

写真はオーストラリアン・オープンでのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ロレックス・パリ・マスターズ」(ATP1000/フランス・パリ/11月2~8日/賞金総額428万9970ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、予選勝者のマルコス・ギロン(アメリカ)が第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に7-6(3) 6-7(0) 7-5で競り勝ち、トップ10選手と4度目の対戦で初勝利を挙げた。

 この日はほかにもシード勢3人が2回戦に臨み、第9シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)がヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を7-6(3) 6-2で下して16強入りを決めたが、第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と第8シードのダビド・ゴファン(ベルギー)は敗れた。

 ユーゴ・アンベール(フランス)がチチパスとの3時間を超える接戦を7-6(4) 6-7(6) 7-6(3)で制し、予選勝者のノルベルト・ゴンボス(スロバキア)はゴファンを6-4 7-6(6)で倒した。

 ベレッティーニとゴファンはトップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/室内ハードコート)への出場権を獲得するチャンスがあったが、自力で上位8位以内に入ることは不可能となった。

 また2014年USオープン優勝者のマリン・チリッチ(クロアチア)は2回戦で対戦予定だったコランタン・ムーテ(フランス)が新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性と診断されたため、不戦勝でベスト16に進出することになった。

 1回戦残り試合も行われ、第10シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、第12シードのスタン・ワウリンカ(スイス)、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)、アドリアン・マナリノ(フランス)、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)、日本の西岡良仁(ミキハウス)らが勝ち上がった。

 ウイルスの感染を抑える目的でフランスで実施されているロックダウン(都市封鎖)のため、大会は無観客で開催されている。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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