女子シングルス16強のうち半数は4年生に [2020インカレ]

2020-11-20

大学テニス

テニスマガジン編集部

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写真は3回戦を突破したトップシードの松田美咲（亜細亜大4年）　写真◎松村真行

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全日本学生テニス連盟が主催する「2020年度全日本学生テニス選手権大会（男子88回／女子64回）」（三重県四日市市・四日市テニスセンター／11月17～24日／ハードコート）の大会4日目は男女シングルス3回戦などが行われ、女子シングルスは4回戦進出の16人が決まった。

　女子シングルスは16シードのうち14人が3回戦を突破。第1シードの松田美咲（亜細亜大4年）は慶應義塾大1年の堤華蓮に6-3 6-1と完勝した。1年生との対戦とあって「相手が向かってくるだろうなと思っていた」という松田は序盤こそミスが多少目立ったが、試合の中でプレーを修正して落ち着いたプレーでベスト16入りを引き寄せた。

　2年前は準優勝、昨年は第1シードながら3回戦敗退と悔しさが残る結果に終わった。今年もトップシード出場ではある松田だが、「昨年は勝たなきゃという気持ちが強かったが、今年は試合に勝つだけを考えずに落ち着いてプレーできている」と心境を語った。

　シード上位勢では昨年4強入りした第2シードの吉田明日香（明治大3年）が永田杏里（慶應義塾大2年）に1-6 4-6とストレート負けを喫した。永田は1年生だった昨年、第11シードで出場するも初戦の2回戦で敗退。今年はノーシードながらその実力を発揮した。

永田（慶應義塾大2年／右）が吉田（明治大3年）を破り4回戦へ（写真◎松村真行）

　ベスト16のうち4年生はトップシードの松田のほか、関東学生を制した倉持美穂（早稲田大）、関西学生Vの伊藤沙弥（立命館大）、昨年のインカレ室内準Vの今村凪沙（鹿屋体育大）ら半数の8人が名を連ねた。3年生と2年生はともに3人、インカレ初年度となる1年生では第15シードの山崎郁美（亜細亜大）とノーシードの神鳥舞（早稲田大）の2人が4回戦に挑む。

　大会5日目の11月21日(土)は9時00分から始まり、男女シングルス4回戦（男子3回戦の中断試合1試合含む）と男女ダブルスの2回戦（一部）と3回戦が行われる予定となっている。

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取材◎中野恵太　写真◎松村真行

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