アルジェリアの元デビスカップ代表選手が複数の規則違反でテニス界から永久追放

写真はイメージ(Getty Images)

テニスの不正を調査する団体であるテニス・インテグリティ・ユニット(以下TIU)が公式サイトを通し、アイメン・イクレフ(アルジェリア)がテニスの腐敗防止プログラム(TACP)に関して複数の規則違反が判明したためプロテニス界から永久追放の処分を受けたと発表した。

 TIUによるとイクレフは、TACPに10回違反(八百長行為:4回、対戦相手に最善の努力をしないよう求める行為:2回、不正のアプローチを報告しなかった件:3回、TIUの調査に協力しなかった件:1回)したことが発覚したため処分を受けた。

 これを受けて彼は2020年12月11日以降、テニスの運営団体によって承認または認可されたあらゆるテニス大会やイベントでプレーおよび参席することを永遠に禁じられることになった。彼はまたこれらの行為に対し、10万ドルの罰金を科された。

 23歳のイクレフは2015年にアルジェリアのデビスカップ代表としてプレー(シングルス2勝、ダブルス1敗)しており、世界ランク自己最高は同年6月にマークした1793位だった。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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