ワイルドカード獲得のマレーがデルレイビーチ・オープンを欠場「リスクを最小限に抑えたい」
この大会は通常であれば2月に開催されるが、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの影響で2021年のスケジュールが大幅に変更されたことで1月初頭に時期を移すことになった。
ランキングを122位まで落としているマレーはダイレクトインできなかったため、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦する予定だった。2020年シーズンのマレーは骨盤の故障から8月に復帰したが4大会でしかプレーできず、3勝4敗の戦績を残した。
マレーはプレスリリースの中で、「COVID-19の感染率が上昇している中での大西洋横断フライトになることを考えると、オーストラリアン・オープンを前にリスクを最小限に抑えたい」と説明した。
また大会側から公式発表はされていないが、同大会にエントリーしていた錦織圭(日清食品)は出場を取り消したと見られている。リリース内で出場者に過去のチャンピオン3人と紹介されている中で、錦織の名前は含まれていなかった。
2020年大会では日本の西岡良仁(ミキハウス)が決勝に進出したが、ライリー・オペルカ(アメリカ)に5-7 7-6(4) 2-6で敗れてツアー2勝目を逃していた。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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