世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」に日本が2年連続出場
新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる影響を受けてシーズン序盤のスケジュールが大幅に変更されたため、今年の大会は規模を縮小して12チームで争われる。
1チームは4人の選手で構成され、日本のメンバーには錦織圭(日清食品)、西岡良仁(ミキハウス)、マクラクラン勉(イカイ)、松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)が選出された。
出場国は各国のシングルス最高位プレーヤーのランキングを基に決められ、開催国のオーストラリアがワイルドカード(主催者推薦枠)として加わる。日本にはトップ20の選手がいないが、錦織のプロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)により出場権を獲得した。
今年のATPカップは12ヵ国が3チームによる4グループに分れて総当たり戦を行い、各グループの1位が決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はシングルス2試合(ベスト・オブ・3セットマッチ)とダブルス1試合(第3セット10ポイントマッチタイブレーク)で争われ、先に2勝を挙げたチームが勝者となる。
24チームが参加した昨年は3会場(ブリスベン、パース、シドニー)で行われたが、今年はATP250の2大会と一緒にメルボルン・パークで開催される。
日本とオーストラリア以外の参加国はノバク・ジョコビッチ(セルビア)が率いる前年優勝国セルビアを筆頭に、スペイン、オーストリア、ロシア、ギリシャ、ドイツ、アルゼンチン、イタリア、フランス、カナダとなっている。組み合わせ抽選は1月20日(水)に行われ、大会は2月1日(月)に開幕する。(テニスマガジン)
Crowd favourite @keinishikori will lead ?? #TeamJapan at the 2021 #ATPCup ?
— ATPCup (@ATPCup) January 4, 2021
写真◎Getty Images
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