世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」に日本が2年連続出場

写真は左から第1回ATPカップでの松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)、岩渕聡監督、西岡良仁(ミキハウス)、マクラクラン勉(イカイ)(Getty Images)

2020年に新設された世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・メルボルン/2月1~5日/賞金総額750万ドル/ハードコート)の参加国が発表され、日本が2年連続で出場することになった。

 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる影響を受けてシーズン序盤のスケジュールが大幅に変更されたため、今年の大会は規模を縮小して12チームで争われる。

 1チームは4人の選手で構成され、日本のメンバーには錦織圭(日清食品)、西岡良仁(ミキハウス)、マクラクラン勉(イカイ)、松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)が選出された。

 出場国は各国のシングルス最高位プレーヤーのランキングを基に決められ、開催国のオーストラリアがワイルドカード(主催者推薦枠)として加わる。日本にはトップ20の選手がいないが、錦織のプロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)により出場権を獲得した。

 今年のATPカップは12ヵ国が3チームによる4グループに分れて総当たり戦を行い、各グループの1位が決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はシングルス2試合(ベスト・オブ・3セットマッチ)とダブルス1試合(第3セット10ポイントマッチタイブレーク)で争われ、先に2勝を挙げたチームが勝者となる。

 24チームが参加した昨年は3会場(ブリスベン、パース、シドニー)で行われたが、今年はATP250の2大会と一緒にメルボルン・パークで開催される。

 日本とオーストラリア以外の参加国はノバク・ジョコビッチ(セルビア)が率いる前年優勝国セルビアを筆頭に、スペイン、オーストリア、ロシア、ギリシャ、ドイツ、アルゼンチン、イタリア、フランス、カナダとなっている。組み合わせ抽選は1月20日(水)に行われ、大会は2月1日(月)に開幕する。(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles