41歳カルロビッチが2回戦へ、1995年のコナーズ以降ではツアー最年長のマッチ勝利 [デルレイビーチ・オープン]

写真はイボ・カルロビッチ(クロアチア)(Getty Images)

2021年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「デルレイビーチ・オープン」(ATP250/アメリカ・フロリダ州デルレイビーチ/1月7~13日/賞金総額41万8195ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、27本のサービスエースを決めたイボ・カルロビッチ(クロアチア)が第7シードのパブロ・アンドゥハル(スペイン)に6-3 5-7 6-4で競り勝ち、ツアーレベルの本戦では昨年のオーストラリアン・オープン以来となる勝ち星を挙げた。

 来月に42歳の誕生日を迎えるカルロビッチはすでに、当時42歳だったジミー・コナーズ(アメリカ)がやってのけた1995年以降のATPツアーでマッチ勝利を記録した最年長の選手だった。

 カルロビッチは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したノア・ルビン(アメリカ)を7-6(1) 6-3で破って勝ち上がった予選勝者のロベルト・キロス(エクアドル)と対戦する。

 第1セットで5-3とリードしていたキロスは2度ブレークを許したが、タイブレークでは常に主導権を握った。この勝利は南カリフォルニア大学でプレーしていた28歳のキロスにとって、ツアーレベルでのマッチ2勝目だった。彼の叔父である1990年フレンチ・オープン優勝者のアンドレス・ゴメス(エクアドル)は、1993年に初めて開催された同大会でキャリア最後のATPツアーでの試合をプレーしていた。

 シングルス1回戦最後の試合では、第8シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)が予選勝者のドナルド・ヤング(アメリカ)との地元勢対決を6-3 6-4で制した。ティアフォーは2018年大会の決勝でペーター・ゴヨブチック(ドイツ)を倒し、ツアー初タイトルを獲得していた。

 そのほかの試合では、キャメロン・ノリー(イギリス)、ダニエル エライ・ガラン(コロンビア)、ビヨン・フラタンジェロ(アメリカ)、予選勝者のクリスチャン・ハリソン(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。(C)AP(テニスマガジン)


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写真◎Getty Images

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