クエリー、ポールら地元アメリカ勢3人が初戦を突破 [デルレイビーチ・オープン]

写真は2020年7月にアメリカ・ジョージア州アトランタで開催されたエキシビション大会でのトミー・ポール(アメリカ)(Getty Images)

2021年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「デルレイビーチ・オープン」(ATP250/アメリカ・フロリダ州デルレイビーチ/1月7~13日/賞金総額41万8195ドル/ハードコート)の本戦が始まり、男子シングルス1回戦でトミー・ポール(アメリカ)が地元の利を最大限に活かしてナム・ジソン(韓国)を6-1 6-4で倒した。

 デルレイビーチに住んでいるポールはキャリア最高となる世界ランク52位につけており、第5シードとしてこの大会に乗り込んできた。ポールは次のラウンドで、クォン・スンウ(韓国)を6-4 6-4で破って勝ち上がったセバスチャン・コルダ(アメリカ)と対戦する。

 2016年大会の優勝者で第6シードのサム・クエリー(アメリカ)は13本のサービスエースを決めて7つのブレークポイントを凌ぎ、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)との地元勢対決を6-3 6-4で制した。

 そのほかの試合では、チアゴ・モンテーロ(ブラジル)がトーマス・ベルッチ(ブラジル)との同胞対決に6-3 7-5で勝利し、ジャンルカ・マジェル(イタリア)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したライアン・ハリソン(アメリカ)に3-6 6-1 6-4で逆転勝ちをおさめた。2回戦ではモンテーロが初戦をBYEで免除されていた第2シードのジョン・イズナー(アメリカ)と、マジェルはクエリーと対戦する。

 この大会は通常であれば2月に開催されるが、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの影響で2021年のスケジュールが大幅に変更されたことで1月初頭に時期を移すことになっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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