日比万葉が6人出場の女子日本勢で唯一予選決勝へ [オーストラリアン・オープン]

写真は2019年東レPPOでの日比万葉(グラムスリー)(撮影◎浅尾心祐 / SHINSUKE ASAO)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の女子予選2回戦で、日比万葉(グラムスリー)がカタリーナ・ゲルラッハ(ドイツ)を6-3 6-4で下して2012年USオープン以来のグランドスラム本戦入りに王手をかけた。試合時間は1時間48分。

 グランドスラム予選に14回目の出場となる24歳の日比が2試合を勝ち上がったのは、2018年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来で3度目となる。4年ぶりに挑戦した昨年の全豪では、予選2回戦でレイラ・フェルナンデス(カナダ)に4-6 4-6で敗れていた。

 日比は予選決勝で、第23シードのビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)を6-2 6-3で破って勝ち上がった19歳のカミラ・ラヒモワ(ロシア)と対戦する。

 先に行われた女子予選2回戦では内藤祐希(亀田製菓)がクロエ・パケ(フランス)に6-7(3) 2-6で、村松千裕(グラムスリー)は第20シードのアンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)に4-6 3-6で敗れていた。

 そのほかの女子日本勢は奈良くるみ(安藤証券)、岡村恭香(橋本総業ホールディングス)、大前綾希子(島津製作所)が出場していたが、いずれも初戦敗退に終わっていた。

 新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる影響を受けて例年より3週間遅れて本戦が始まることになった今大会の予選は男女とも国外開催となり、男子がカタール・ドーハ、女子はアラブ首長国連邦・ドバイで行われている。

 1月10日(日)から13日(水)の4日間に渡って行われる予選は男女ともシングルス128ドローで争われ、3回勝ち上がった各16名が本戦への出場権を手にする。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

女子予選2回戦の試合結果|日本人選手

●74内藤祐希(日本/亀田製菓)6-7(3) 2-6 ○75クロエ・パケ(フランス)

○59日比万葉(日本/グラムスリー)6-3 6-4 ●58カタリーナ・ゲルラッハ(ドイツ)

●53村松千裕(日本/グラムスリー)4-6 3-6 ○56アンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)[20]

女子予選決勝の組み合わせ|日本人選手

59日比万葉(日本/グラムスリー)vs 62カミラ・ラヒモワ(ロシア)

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撮影◎浅尾心祐 / SHINSUKE ASAO

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